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診断結果
- カチカチ、カタカタと異⾳がする

CASE CHECK

カチカチ、カタカタと異⾳がする -診断結果-

症状

カチカチ、カタカタと異⾳がする

診断結果

ハードディスクが物理的に壊れている可能性があります。

ハードディスクがカチカチ、カタカタ音がする原因は、ハードディスクそのものが機械的に壊れてしまっている場合、または物理障害の60%が併発するファームウェア障害の可能性があります。
ファームウェアは磁気ヘッドやモータをコントロール(制御)するプログラムが記載されている部分で、破損してしまっている可能性があります。

起動しない原因は2つ考えられます。

注意

電源のON・OFFを繰り返すことで症状が悪化し、データが取り戻せなくなる可能性があります。速やかに電源を切っていただき、データ復旧専門の業者へご相談ください。

1:磁気ヘッド障害

経年劣化や、落下などの衝撃などが原因で、磁気ヘッドが破損してしまうと正常にデータの読み取りができなくなり、パソコンの電源をONにして通電することでカチカチ、カタカタと異音がします。

電源のON/OFFを繰り返して通電を続けてしまうことで、更にプラッタに傷をつける可能性があります。
そのことを、スクラッチといい、復旧が大変困難な状況になってしまいます。

経年劣化による場合、完全に読めなくなるというよりは、読み込みが遅いというケースもあります。

2:ファームウェア障害

ファームウェアは、パソコンでいうOSと同じ役割を果たしています。ファームウェアには、磁気ヘッドやモータをコントロール(制御)するプログラムが記載されており、これらのプログラムが破損すると、正常にデータの読み書きができない状況になります。
ファームウェアは、HDDの2か所に記録されています。ハードディスク基板上のチップとプラッタと呼ばれる円盤部分です。

ファームウェア障害の原因は次の3つが考えられます。
・不良セクタ
・プラッタの傷
・経年劣化

ファームウェアが書かれている領域に不良セクタが発生することで起こります。ヘッド破損による物理的なプラッタの傷、経年劣化による磁性体の劣化などで発生します。

ファームウェアに関する情報は、どの製造会社もトップシークレット。そのため、各復旧会社も自力、または研究機関と提携し、解析を行っています。ハードディスクは、半年に1度は新モデルを発売し、その都度構造が違うため、常に解析を続けなければならないのです。当社は、ファームウェア専門のエンジニアがおります。まずはご相談ください。

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