パソコンや外付けHDDなどが故障してデータが読み込めなくなった場合、最善の方法は高度な技術を持っているデータ復旧業者に依頼することですが、データを見られるのは恥ずかしいと、データ復旧ソフトを利用し自力での復旧を試みるユーザーもいます。
そこで、データ復旧ソフトの限界やリスク、データ復旧業者のデータ確認方法、中身を見られない方法はあるのかなどについて解説します。
あなたのデータはとても重要で貴重なもの
今や身の回りにはパソコン、スマートフォン、デジタルカメラなど多様なデジタル機器があり、それらに保存されたデータには、大切な家族や友人との大切な思い出を記録した写真・動画・メールや、アドレス帳、音楽データなどのプライベートデータの他に、デジタル資産と呼ばれる重要なデータがあります。
例えば、ネットバンキングの預貯金、電子マネー、キャッシュレス決済のチャージ残高、ビットコインなどの仮想通貨、オンライン取引による株式・投資信託・FXなど、さまざまな資産や負債の記録がデジタルデータとして保存されている可能性があります。
これらのデータが消えてしまうと、資産や負債がどこにどれだけ残っているかを調べるためには大変な手間と時間が必要になります。
仮に所有者であるあなたが亡くなった場合、デジタルデータは「相続資産」として見なされるので、あなたのデータは、自分だけではなく家族にとっても非常に重要で貴重なものであることを理解しておかなければなりません。
自分自身、あるいはソフトウェアでは復旧が難しいケースもある
自分自身でデータの復旧ができれば、保存しているデータを他人に見られる心配はありませんが、リスクも同時に存在します。
例えば、パソコンが故障した際にON/OFFを繰り返すとハードディスクの傷を深めデータが完全に取り出せなくなる可能性があり、市販のデータ復旧ソフトや無料のフリーソフトを利用する場合でも使い方を間違うと症状をさらに悪化させる可能性もあります。
パソコンなどが故障する原因には、誤ってデータを削除または上書きするなどの人為的な操作ミスや停電などの電源中断によって生じる「論理的障害」と、経年劣化、落雷、火災、水没、落下などによって生じる「物理的障害」がありますが、データ復旧ソフトでデータ復旧できるのは一部の「論理的障害」だけで、しかも必ず復旧できる保証はありません。
また、「物理的障害」に対してデータ復旧ソフトを使用すると障害がさらに深刻化し、プロのデータ復旧業者でも対応できなくなる恐れもあります。
そこで、自分自身でデータ復旧を試みる前には、私たちAOSデータ復旧サービスセンター(DATA119)が提供する無料の初期調査の利用をおすすめします。
専門業者は復旧する際に、どのようにデータを確認しているか
データ復旧業者が復旧作業を行う手順はある程度共通していますが、ここでは私たちAOSデータ復旧サービスセンターの手順を紹介します。
AOSデータ復旧サービスセンターでは、データ復旧が成功した場合にのみ報酬をいただく「成功報酬型」を採用しているので、「〇〇の写真」「〇〇ファイル」「〇〇フォルダ内のデータ」などのように、お客様が復旧を希望するデータを最初に特定します。
復旧するデータを特定したら実際に復旧作業を行い、作業が完了すれば復旧したデータをランダムに選び数ファイルの破損確認を行いますが、この作業はデータが問題なく開けるか、破損がないかなどをチェックすることが目的で、データの中身を見ている訳ではありません。
開かないで欲しいと依頼された時にどうしているのか
私たちAOSデータ復旧サービスセンターでは、お客様からファイルを開かないでほしいと依頼された場合にはファイルを開くことはありませんが、次の点については注意が必要です。
ファイルを開かなければ希望データの破損確認ができないため、万が一破損が有った場合にはその部分のリスクはお客様負担となります。
特にセンシティブなデータには動画の比率が高く、音声が無くなっていないか、コマ送りになっていないか、あるいはファイルが開けないこともあるので、よほどのことが無い限りは破損確認の依頼をおすすめします。
貴重で大切なデータを預かる上で当社からお伝えしたいこと
貴重で大切なお客様のデータの取扱いやセキュリティに関し、私たちAOSデータ復旧サービスセンターでは、次の安全対策を実施しています。
H3⒈ お客様の復旧データに対するアクセス制限
お客様の復旧したデータはローカルのHDDに保存するので、媒体をそのHDD内蔵のパソコンに直接接続しない限りはデータへアクセスすることができません。
さらに、HDDは復旧エリアとそれ以外の執務エリアに区分けされており、復旧エリアへは限られた人員しか入室できないようにアクセス制限をしています。
H3⒉ セキュリティ対策
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度は、組織の情報セキュリティのための仕組みを第三者機関が評価する制度ですが、AOSデータ復旧サービスセンターはISMSの国際規格「ISO/IEC27001:2013」を取得しています。
また、室内には防犯カメラを設置するとともに、社員のITリテラシー教育を定期的に行い、IT機器・通信・ネットワーク・セキュリティに関する理解・スキル・モラルの向上に努めています。 個人情報の取扱いに関しては次のURLで開示している「プライバシーポリシー」で、安全で適正管理を定めています。
https://www.aosdata.co.jp/privacy-policy/
データ復旧を依頼したいけど中身が見られて恥ずかしいと思う方へ:まとめ
データ復旧業者のエンジニアは、毎日、膨大なデータの破損確認をしているため、ファイルを開くときはデータの破損をチェックしているのであり、中身を見ている訳ではありません。これは、医者が患者の身体を健診するのと同様のプロセスです。
お客様にとって、プライベートのファイルを開かれることに抵抗があることも理解できますが、前項でお伝えしたように、私たちAOSデータ復旧サービスセンターでは、お客様の大切なデータの取り扱いに対して徹底した管理体制を構築していますので、安心して任せて頂ければと思います。
当ページをご覧のお客様は2023年3月末までにお申し込みいただくと15%割引となります
例:重度障害の場合、26,700円の割引となります。
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